2008年5月18日日曜日

内向き・上向き・後ろ向きの3U主義+13無主義の恐怖

最近凶悪事件が後を絶たない。
直近の傾向は若い女性を狙ったものが多い。
事件が多い割には犯人が検挙されたという話を聞かない。

年明けは家族バトルが多発していて犯人を検挙するのが容易だった。
容易だったというか自首が多いため、供述に従った調書を書けばいいだけだった。

桜の季節も硫化水素の自殺騒ぎだったから現場調書だけでよかった。

しかし5月3日の豊田市女子高生殺人から物騒になってきた。
舞鶴の件もそうである。
2件の殺人現場は土の上である。
足跡もあっただろうし汗や髪の毛等のDNA検査ができる物もあっただろう。

現場から物証を回収してDNA鑑定結果が出るまで2~3週間の時間を要すると思われる。
舞鶴の件は複数の監視カメラに映像が残されている。
デジタル解析はそんなに時間がかからない。

もし警察が既に犯人を特定できているのであれば問題ない。
そろそろすべての物証の鑑定結果が出てくる頃だから・・・今週中に検挙になるだろう。

もし検挙に到らなかった場合はかなり深刻な問題だ。
最近の凶悪事件検挙率について細かい数字は把握していないが
この10年で確実に治安が悪くなっているのは確かだ。

テレビの刑事ドラマでは、45分で面白いように犯人は追い詰められて逮捕されていく。
これは優秀な刑事役が20分以内に「閃き」があって、証拠を10分で集めて犯人を追い込むパターンだ。

昨年より団塊の世代の引退が始まった。
警察においてもこの問題は同じだろう。
昇進を捨ててまでも犯人を追い詰める古参刑事はどんどん引退している。
テレビドラマに出てくる刑事像はもう過去のものになっているのではないかと危惧している。

団塊の世代は「無気力」「無責任」「無関心」の“三無主義”と言われた。
次の世代はこれに無感動・無能力・無抵抗・無作法・無学力・無教養・無定見・無思想・無批判・無節操を加えた“13無主義”なのだそうだ。

これに組織は内向き・上向き・後ろ向きの3U主義が加わるそうだ。
サラリーマンを例にとると、内向きとは社内を指す。上向きは上司、後ろ向きは無責任な仕事になる。

この新13無主義と3U主義の順列組合せは・・・これからの日本の未来に暗雲となって広がりつつある。

凶悪事件の話に戻ると・・・警察組織も例外無くこの世代の構成が上司の年齢になってきているのではないか?
志布志事件のような冤罪も困るが、13無主義の捜査で検挙率が落ちるのも困る。

犯罪を犯して逃走する犯人は必死だから、行動意思がしっかりしている。
これを捕獲するには更なる強い意志が不可欠となる。

女性が一人歩きできる日本に戻るのだろうか?

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